マーカス・エヴァンス(著), 仙道由香(翻訳); 2022,「チーム医療の現場を支える精神分析的アプローチ: 精神病のコミュニケーションを解き明かす」誠信書房, 定価3,000円+消費税, ISBN 9784414414837 (2022/07/11発売)
前著「心理療法に先立つアセスメント・コンサルテーション入門」(誠信書房, 2019, 定価2800円+消費税) 発売以来、おかげさまでさまざまな町の皆さまと対話を積み重ねてくることができました。その中で、精神分析的な考え方に基づくアプローチは、医療現場や、いわゆる”典型的な心理療法”を行っている訳ではない各種の現場では力を発揮できないのではないか、というご意見もいただきました。けれども、日々そのような困難な現場の最前線で、組織内外のさまざまな専門家同士チームとなって連携し、任務に取り組んでいる皆さまにこそ、どのように精神分析的アプローチがお役に立てるかご紹介させていただきたいとの願いから、このたび、重ねて書籍を出版いたしました。
原著者マーカス・エヴァンスは、精神科看護師出身の精神分析家(英国精神分析協会)です。病院やクリニックでの臨床経験が豊富で、数多くの臨床症例を用いた大変生き生きとした語り口が特徴です。
誠信書房webや各書店等でお買い求めいただけます。前著に引き続き、今回も、よろしければぜひご覧ください。[2022/09/05更新]