研修セミナー

2023年度分の新規募集は締め切りました。次回は2023年12月〜2024年3月頃に募集の案内が出る予定です。【2023/03/28】

以下の研修セミナーはNPO法人子どもの心理療法支援会(サポチル)が主催および参加受付の管理をしています。

  • 心理療法のアセスメント(成人対象) – 毎月原則として第4土曜日18:30-21:00
  • グループ・スーパービジョン – 毎月原則として第2・第4火曜日8:30-10:00

【心理療法のアセスメント(成人対象)について】

  • 2020-2021年度から、使用するテキストを日本語のものに変更しました。英語がハードルとなって参加をためらっておられたみなさんも、どうぞご参加ご検討ください。
  • 2021-2022年度から、感染症の拡大状況に対応しやすくする目的で、定員を半分(5名)に減らしました。
  • サポチル募集分の最大5名様に加え、精神分析的心理療法インスティチュート・大阪(IPPO)の訓練生(第1年次)の一部の方も参加する場合があります。

なお、同支援会の申し込み期間中に、空き状況や、申し込んだ後の状況(受講の可否)等は、私は把握しておりません。これらについては、同支援会研修プログラム担当にお尋ねください。

【グループ・スーパービジョンについて】

詳しくはこちらの記事の中に説明がありますのでご参照ください。平日の朝(月2回、火曜日8:30-10:00)に開催しています。

【体験グループについて】

  • 2015-2016年度から2018-2019年度まで募集・実施して参りました体験グループは、開催最低人数(5名)に到達しない年度が続きましたので、2019-2020年度以降、定期の募集はおこなっておりません。

【サポチルが主催のもの以外の学びの機会について】

ご質問・お問合せはお問合せのページからお願いします。

新年度もまた学びを共にできますように。

【2023/03/28更新】

学びたい方へ [2023/11/27更新]

精神分析的な考え方や精神分析的心理療法について一緒に学ぶことができる機会を、ここにまとめておきます。随時参加募集中のもの、年1回募集するものなど、色々な機会があります。以下をご覧いただいて、参加を検討してみたい方はお問い合わせください。

なお、いずれも大人の患者さん方が検討の対象です。すべて原則として会場(大阪市)までお越しいただいております。ご了承ください。

【1】グループ・スーパービジョン、定期事例検討会

グループ・スーパービジョンや定期開催の事例検討会は、グループ・リーダーだけでなく、グループ・メンバーとも意見交換ができることが特徴です。共に支えあい、刺激しあうことによる相互学習を通して成長を図ります。目的別に、以下のグループがあります。

【1-a】グループ・スーパービジョン (NPO法人子どもの心理療法支援会主催; 2015年度〜)

毎月第2・4火曜日 朝8:30-10:00、年1回新規募集あり。新年度分は、前年年末頃から募集案内が出ます。2023年度分は2022年末頃から募集が出ます。

心理療法の本体について検討するグループ・スーパービジョンです。病院、クリニック、大学など、さまざまな臨床現場で働くメンバーが参加しています。

【1-b】定期事例検討会「Keep Thinkingの会」(2019年度〜)

★この会の新規メンバー受付を再開いたします。ご関心のある方はお問い合わせください。担当者がご要望等詳しくお話しを伺いますので、この会に参加することがあなたのお役に立てそうかどうか話し合いましょう。[2023/11/27更新]

奇数月第4日曜日(年6回)、13:30-17:00。

2021〜2023年度分は臨床心理士資格更新の研修ポイント取得対象です。2024年度以降も引き続き申請予定です。[2023/11/27更新]

臨床歴1〜10年程度の若手が主体的に実施している事例検討会です。若手の方にとってはおそらく最も参加しやすいグループです。必ずしも精神分析的な心理療法を行なっている事例に限定せず、日々のさまざまな業務を精神分析的な観点から理解することも目指しています。

2022年度から折々に下記「【2’】チュートリアル・グループおよび事例検討会」と交流を図っています。

【1-c】アセスメント・グループ・スーパービジョン(2021年度〜)

毎月第1土曜日、18:00-19:30、随時お問い合わせください

アセスメント・コンサルテーションについて検討するグループ・スーパービジョンです。詳しくはこちらの記事を参照してください。このグループは、下記「セミナー【3-a】」に1年度以上参加済みであることが参加の前提です。

【1-d】新大阪心理療法オフィス読書会(2023年度秋〜)

毎月第2土曜日、18:00-20:00。現在、まずはクローズドで小規模に開催しています。新規参加者の募集を開始する際は、要項等をこの欄でお知らせいたします。

【2】個人スーパービジョン

個人スーパービジョンは、現在、すぐのご案内が難しい可能性が大きい状態が続いています。ウエイティング・リストに入ってお待ちいただくこともできますが、上記【1-a〜c】いずれかのグループへのご参加を検討していただくこともお勧めいたします。最新の状況は個別にお問い合わせください。

【2’】チュートリアル・グループおよび事例検討会 (2016年度〜)

奇数月第4日曜日(年6回)、08:30-12:00。このグループはクローズドです。2022年度から折々に上記「【1-b】定期事例検討会『Keep Thinkingの会』」と交流を図っています。

【3】セミナー、ワークショップ、その他

【3-a】心理療法のアセスメント(成人)」(NPO法人子どもの心理療法支援会主催, 2015年度〜)

毎月第4土曜日(全10回/年)、18:30-21:00、年1回新規募集あり。新年度分は、前年年末頃から募集案内が出ます。2023年度分は2022年末頃から募集が出ます。このセミナーには、2017年度から、精神分析的心理療法インスティチュート・大阪(IPPO)の訓練生のうち希望者も一緒に参加しています。[2022/12/29更新]

当該の患者が、いま、なぜ、どのような困難を抱いているのか、したがってどのような心理療法もしくはその他の心理的支援が最適であると考えられるのかを丁寧に観察し、考え、ともに議論するアセスメント・コンサルテーションについて学びます。アセスメント・コンサルテーションのゴールは、必ずしも精神分析的心理療法を提供することではありません。

テキスト: 仙道由香, 2019, 「心理療法に先立つアセスメント・コンサルテーション入門」(誠信書房) 

【3-b】その他の単発的なセミナーなど

さまざまなセミナーなどでお話をしております。毎年の実施状況については、随時[プロジェクト]にまとめておきます。オープン参加が可能なものもあります。

グループ体験

精神分析的な考え方に基づくグループ体験には、主に治療を目的とした精神分析的集団療法 psychoanalytic group therapyと主に専門家向けに集団について、そして集団と自分が相互交流をなす有様について理解を深める体験グループ experiential groupがあります。

精神分析的集団心理療法

心理療法をご希望でお問合せをいただいた方は、どなた様もアセスメント・コンサルテーションと呼ばれる段階を経ていただいています。これは、あなたがどのようなことにお困りで、何を望み、どのようなことを希望されているのか、今この段階で心理療法を受けることが本当にあなたの役に立ちそうか、役に立ちそうとするならば、どこで、どのような心理療法をどんなふうに受けるのがもっとも役に立ちそうか、あなたと担当者とで丁寧に話し合いながら決断してゆくものです。この話し合いの結果、精神分析的集団療法をご提案する場合があります。

※開催最低人数(5名)に達するまでウェイティングリストに登録してお待ちいただくことになります。

体験グループ

医師・心理士・看護師・ソーシャルワーカー等の専門家の方で、集団力動について体験を通して理解を深めたい、集団の中にあって自分の心がどう影響されどう反応するのか理解を深めたい方は、体験グループが役に立つでしょう。

※子どもの心理療法支援会サポチル主催研修会の一部として開催していた「体験グループ」は、2019年度以降参加を募集しないことにしました。「体験グループ」をご希望の方は、同僚や仲間同士で最低開催人数以上まとまってお申し込みください。日程その他双方の都合が合う限り個別にお引き受け検討いたします。
詳しくはお問合せ下さい。 なお、最低開催人数は5名、最大人数は8名です。

参考になる文献

Caroline Garland (Ed.) 2010; The Groups Book: Psychoanalytic Group Therapy: Principles and Practice including The Groups Manual; The Tavistock Clinic Series; Karnac Book; London.

参考になる外部イベント

The Leicester Conference; The Tavistock Institute. – 毎年開催